ソロアルバム

”ソロアルバム出しますよー！”

といい続けて、早３年。(笑)


この夏、やっとレコーディングしてきた！

昔住んでたカナダはトロントまで行って、当時一緒に演奏していたメンバーと共に。
今回は1週間という短い滞在の中で、２日間で７曲、一発録りのスケジュール！

このホームレコーディング感！

あ、キーボードは本人が持ってきたやつを後でセッティングしてた。
この写真の鍵盤は部屋に常備されてるやつね。

ドラムの Iain Green の所有しているベースメントのリハーサルルーム、ドラムの音がめちゃくちゃ良く録れるってことで、
そこで録音する事に。

ドラム、ベース、キーボード、そしてワタシの４人で。
​

ドラム：Iain Green

​ベース：Bryan Huntley

​キーボード：Jim Mason

…しかしまぁ、1発録りって、大変なのね。知らなかった。

よーく考えてみたらそりゃそうで、


俺だけ完璧でも意味がない。


当たり前だっつーの。
ドラムだけ完璧でも意味ないし、全員がいい演奏できたテイクじゃなきゃいけない。

レコーディング始めてから気付いたわ(笑)


リハーサルなのか本番なのか良く分からない状態で数回演奏して、良かったテイクを採用、って感じで進んで行く。



大概の曲は４～５回くらいでコレ！ってのが出てくるんだけど、１曲だけめちゃくちゃ時間かかった曲があった。



不思議なもので、そんな曲に限って、ただのブルースだったりするんだよねぇ。

まぁ少しいじった構成だから、そこで皆つまづいたり俺も間違えたり(自分のオリジナルなのに！)してた訳なんだけども。。。


えーと、17テイクやりました。



もうね、個人の出来が云々というより、誰も間違えなかったテイクを採用っていうね。
後で聴いてみると、なかなかいい感じだからよかったものの、そうでもなかったらこの曲カットするトコだったわ！

ちゃんと練習しよ、って久々に思った瞬間でした。。。



初日：11～19時
2日目：11～17時

で一発録り全曲終了。ピアノ、オルガンにアコーディオンと、重ねたいパートだけ別録りしたんだけど、コレも2日間の間で無事終了。


１発録りとはいえ、やっぱりギターのバッキングはあった方がいいかなーってことで、３日目はIainと俺だけ部屋に行って、まったりと録音。
２時間くらいで７曲分のバッキングを録り終えて、データをHDDにコピーしてもらうのに、Iainのリビングへ移動。


その時の黒にゃんこ。

昔は体長20cmくらいの子猫だったのに、めちゃくちゃ大きくなってるー！

10年前だから、そりゃそうか(笑)
ちなみに、俺のことは全然覚えてませんでした。

​
…


なんやかんやでデータのコピーも終わって、プチ打ち上げ。

お疲れ様でしたー！
やはり、一仕事終えたあとのビールはおいしいですなー☆


そしてこの日から、滞在先の飼い猫が妙に俺になつき始める。。。

かわゆす！

めちゃくちゃ体でかいけども！！

かわゆす！

顔スリスリしてきたらパワーありすぎて俺の手吹っ飛ばされたけども！！


​
滞在先のホストのGrace、めちゃくちゃ良い人で、お母さんみたいな雰囲気の人だった。

レコーディング終わって帰ってきて、何か作って食べようと思ってキッチンに行ったら、テーブルにこんなものが。。。

なんということでしょう！！


泣ける！
めっちゃくちゃ旨かったし！

ホントにありがとうGrace！！

レコーディングで３日使いまして、翌日はトロント在住のハーピスト：Ken Yoshioka、Juno Award Winner(アメリカでいうグラミーだね)でもあるJulian Fauth と
３人でギグ。

久々のセッション感覚のギグ、楽しかったー☆
Kenさん、歌いだすといっぱいやりたくなるみたいで、大概１セット70分くらいになる(笑)
楽しいから何の問題もないんだけど(>_<)

この日にみにきてくれてた生徒のHiroさん夫婦とKenさんと４人でジャイロを食べに。

この アレクサンドロス ってお店、Greek Town の中にあって、俺が昔住んでいた場所から数十メートルの位置にある。
朝までやってるお店なので、住んでた頃はギグ終わって帰り道で必ず立ち寄ってたなぁ。。懐かしや。



で、こっちにくる少し前にトロントで銃乱射事件があったんだけど、その現場がこのジャイロのお店がある噴水の広場。

ホントに乱射だったみたいで、誰でも良かったって事らしい。
こんな痛ましい事件、起きて欲しくないな。。。






翌日はギターレッスン。
ギグ観に来てくれた生徒のHiroさんのお家まで行って、びっちりレッスンした後、ご飯やらビールやら頂いちゃいまして、そのままお泊りで爆睡(笑)

Hiroさん、すごい良い感じのギター弾くようになってて嬉しかったなー(^-^)



​
その翌日はオフになったので、ちょうどその時期に開催されていた、Beach's Jazz Festival を見にお出かけ。

人多いわ！！(笑)

かっこいいバンドから、”なんだ君達は…”というくらい残念なバンドまで盛りだくさん！
出演者もお客さんも良い笑顔で、観にいって良かった！！

踊る少女発見！

もうね、見たまんまだけど、オンステージでした(笑)

ダンス上手かったし、お客さんも本人も演奏者も大喜び！
こういったストリートフェスの醍醐味だね☆





さて、帰国前日は、俺の始まりの場所、Grossman's Tavern のセッションに顔出し。

相変わらずホストバンドも参加者もお客さんも良い笑顔！楽しかったー☆


そう、今回どうしてもここに顔出したかったのは、この人に会うため。

Brian Cover、ダブルスライドの名手で、毎週日曜のセッションホストをしていた人。

彼が亡くなってもう２年くらい経つのかな。。。
トリビュートライブの時は亡くなってすぐ決まったから、さすがにカナダまではいけなかったんだけど、今回やっと挨拶できた。

亡くなってしまって寂しいけど、写真はずっとお店に飾ってあるし、いつも誰かがBrianの話してるって聞いたし、
常に思い出せるってことは有難いことだと思った。

ありがとう、Brian。




今回はスケジュールの都合で1週間しか滞在できなかったけど、有意義な時間だった(^-^)


そして無事に大阪に戻ってきて、ミックスとかマスタリングとかの作業に入ってるんだけども、、、、






CDジャケット考えるのめんどくせぇ！！





いやね、こんなにめんどいとは思ってなかったのよ。。。
だからソロアルバムだした人、２枚目なかなか出さないんだなぁ、、、って思ったよ。

でもコレばかりは自分でやらなきゃどーしようもないしねぇ。
だって、俺のソロアルバムだし(笑)

こーゆーのをかんがえなきゃいけない時に限って、妙に仕事が入ってくる。。。
なーんか上手いこと世の中できてるねー。

​うまくいけば2018年中にリリースできるかも！

乞うご期待！！