音楽理論って難しい?
第1回という事で、スクールらしく音楽理論について書いてみようと思います。
音楽理論。
なんとまぁ、頭の痛くなりそうな単語だ…。
この単語のイメージのせいなのか、理論は避ける(興味がない)人が多いですね。
でも、簡単だったりするんです。
と、いうのも、
音楽理論ってのは、ただの説明書です。
…こう捉えたら入りやすいかなぁ、と自分で思っただけなんですが(>_<)
楽器が無くても説明出来る方法とでも言いましょうかね。
楽しい事を「楽しい」と言う様に、楽曲に関する具体的な事(響きとか)に名前をつけて言葉にまとめたものだとお考えください。
※当然、複雑なのも多数存在します!(1+1を数式で説明するみたいな感じ)
では皆さんご存知、ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド。
[補足:イタリア語。ポピュラー音楽ではそれぞれ英語名で C D E F G A B C と呼ぶ]
ここで問題です。
この「ドレミ」って一体何なの?
1 Cメジャースケール
2 ピアノの白い所。
3 かえるの歌を示唆。
4 ドレミはドレミだ。
5 そんなもん知るか。
大体こんな感じではないでしょうか。
昔の私は、3番です(T-T) [補足:一生懸命だが、頭の痛い子でしたので。。]
まぁまぁ、どれも正解だと思うんですが、これを1番のCメジャースケール、もう少し言えば、
一定の法則で区切られた音の階段
と心の中で答えられれば、貴方はもう既に音楽理論に6歩程突っ込んでいますよ☆
まず、低いC(ド) と 高いC(ド)。
聞いた感じでも大体わかる、この全く同じ音でも音の高さが違うものをオクターヴ(Octave)と名づけました。
[補足:コレを日本語では、同名異音といいます。]
今度は、低いC(ド) から、そのオクターヴ:高いC(ド) に辿り着くまでには、無数に音があります。
分割しようと思えば、1000個くらいに分ける事も不可能じゃないのですが、収拾がつかなくなるので(と思ったかどうかは知らないけど)、
12等分の音に均等に分けてしまおう!(ピアノの黒いのと白いの)
…何で12個なのかは知りませんが、一部を除き殆どの音楽はコレが全ての基準になっています。
この12分の1の音ひとつ分を半音(Half Step)と呼び、ふたつ分の音の距離を全音(Whole Step)と呼びます。
ただ12個だと、ちと多い気もするので、
いい感じになる様に、7個に減らしてみよう!
…という訳で(?)すっきり出来上がったのが、
上記にある C D E F G A B C (ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド)です。
…なんともいい加減な感じに聞こえますが、
適当に7個だけ選んでも、なかなかすっきり聞こえないんですよ!
このすっきりしたドレミに含まれる7人は、いわば選ばれし者達なのです。
では、この「すっきりドレミ」を観察してみましょう。
ここで注目すべき点が、
C から D
D から E
…
といった、隣り合った音の距離です。
先程通り過ぎた、<12等分した音> がココで出てきます。
それぞれ、<12分の1の音> が何個あるかな?と数えてみると、
C D E F G A B C
∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
2個 2個 1個 2個 2個 2個 1個
より音楽理論っぽく書きますと、
全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音
…となっている筈です。
この関係で出来上がってるのが ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド なのです☆
さらにこの法則、<C>から始まるとも限りません!
(オクターヴ内の音を12個に分けてるので、全部で12通りあります)。
<D> から始まるすっきりドレミ、<B> から始まる全音と半音がなんちゃらかんちゃら…
んー、なんだか訳が分からなくなりますよね?なので、
この、<全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音>で出来上がった音の階段を、
メジャースケール(Major Scale)と呼びましょう!
と、相成りました☆
…とまぁ、理論なんて大体こんなもんです。
今回取り上げたのは、基礎の一部分ですので、初めて理論に触れる方の為に書きました。
既に「そんなもん知ってるよ」という方、素晴らしいですm(_ _)m
もっと細かく説明しようとすると、また新しい用語や違ったスケールの説明もしなければいけないので、今回はこの辺で。
しかしながら、
理論なんて簡単とかいいながら、
ひとつの項目だけでこんな長々と書いてしまう事を考えると、
やっぱり音楽理論って難しいのかな…(笑)
音楽理論。
なんとまぁ、頭の痛くなりそうな単語だ…。
この単語のイメージのせいなのか、理論は避ける(興味がない)人が多いですね。
でも、簡単だったりするんです。
と、いうのも、
音楽理論ってのは、ただの説明書です。
…こう捉えたら入りやすいかなぁ、と自分で思っただけなんですが(>_<)
楽器が無くても説明出来る方法とでも言いましょうかね。
楽しい事を「楽しい」と言う様に、楽曲に関する具体的な事(響きとか)に名前をつけて言葉にまとめたものだとお考えください。
※当然、複雑なのも多数存在します!(1+1を数式で説明するみたいな感じ)
では皆さんご存知、ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド。
[補足:イタリア語。ポピュラー音楽ではそれぞれ英語名で C D E F G A B C と呼ぶ]
ここで問題です。
この「ドレミ」って一体何なの?
1 Cメジャースケール
2 ピアノの白い所。
3 かえるの歌を示唆。
4 ドレミはドレミだ。
5 そんなもん知るか。
大体こんな感じではないでしょうか。
昔の私は、3番です(T-T) [補足:一生懸命だが、頭の痛い子でしたので。。]
まぁまぁ、どれも正解だと思うんですが、これを1番のCメジャースケール、もう少し言えば、
一定の法則で区切られた音の階段
と心の中で答えられれば、貴方はもう既に音楽理論に6歩程突っ込んでいますよ☆
まず、低いC(ド) と 高いC(ド)。
聞いた感じでも大体わかる、この全く同じ音でも音の高さが違うものをオクターヴ(Octave)と名づけました。
[補足:コレを日本語では、同名異音といいます。]
今度は、低いC(ド) から、そのオクターヴ:高いC(ド) に辿り着くまでには、無数に音があります。
分割しようと思えば、1000個くらいに分ける事も不可能じゃないのですが、収拾がつかなくなるので(と思ったかどうかは知らないけど)、
12等分の音に均等に分けてしまおう!(ピアノの黒いのと白いの)
…何で12個なのかは知りませんが、一部を除き殆どの音楽はコレが全ての基準になっています。
この12分の1の音ひとつ分を半音(Half Step)と呼び、ふたつ分の音の距離を全音(Whole Step)と呼びます。
ただ12個だと、ちと多い気もするので、
いい感じになる様に、7個に減らしてみよう!
…という訳で(?)すっきり出来上がったのが、
上記にある C D E F G A B C (ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド)です。
…なんともいい加減な感じに聞こえますが、
適当に7個だけ選んでも、なかなかすっきり聞こえないんですよ!
このすっきりしたドレミに含まれる7人は、いわば選ばれし者達なのです。
では、この「すっきりドレミ」を観察してみましょう。
ここで注目すべき点が、
C から D
D から E
…
といった、隣り合った音の距離です。
先程通り過ぎた、<12等分した音> がココで出てきます。
それぞれ、<12分の1の音> が何個あるかな?と数えてみると、
C D E F G A B C
∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
2個 2個 1個 2個 2個 2個 1個
より音楽理論っぽく書きますと、
全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音
…となっている筈です。
この関係で出来上がってるのが ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド なのです☆
さらにこの法則、<C>から始まるとも限りません!
(オクターヴ内の音を12個に分けてるので、全部で12通りあります)。
<D> から始まるすっきりドレミ、<B> から始まる全音と半音がなんちゃらかんちゃら…
んー、なんだか訳が分からなくなりますよね?なので、
この、<全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音>で出来上がった音の階段を、
メジャースケール(Major Scale)と呼びましょう!
と、相成りました☆
…とまぁ、理論なんて大体こんなもんです。
今回取り上げたのは、基礎の一部分ですので、初めて理論に触れる方の為に書きました。
既に「そんなもん知ってるよ」という方、素晴らしいですm(_ _)m
もっと細かく説明しようとすると、また新しい用語や違ったスケールの説明もしなければいけないので、今回はこの辺で。
しかしながら、
理論なんて簡単とかいいながら、
ひとつの項目だけでこんな長々と書いてしまう事を考えると、
やっぱり音楽理論って難しいのかな…(笑)